九州旅客鉄道人吉機関区車庫

建物データ

名 称 九州旅客鉄道人吉機関区車庫   明治44年(1911)建設
桁行50.8m、梁間16.4m、石造平屋建、、越屋根造、鉄板葺、妻入、東向
指定年月日 車庫は文化財の指定はありませんが、2007年(平成19年)11月30日に「近代化産業遺産群」に認定遺産されています。
所在地 人吉市中青井町
修理記録 第二次大戦後に東西の鉄骨造り部分を増築
平成29年(2017)に増築部分を撤去して建設時の姿に復原
保存修理工事報告書

人吉機関区車庫(復原前)

人吉機関区車庫(復原前)

車庫は明治44年(1911)に地元の石工により球磨地方の石材を使用して造られました。第二次大戦後に輸送力向上の一環として、東西の鉄骨造り部分が増築され、平成29年(2017)に増築部分を撤去して建設時の姿に復原されました。庫内には3線が引き込まれており、検修整備が行われています。石造の機関庫として現存し、現役で使用されているものは国内唯一です。